長らくタイでも「鎖国」状態が続いています。ごく一部のビザ所有者にしか入国を認めていない状況です。
しかし、経済が観光業に依存しているタイにとってできるだけ早く、外国人観光客を呼び込むことが経済再生の鍵となるでしょう。
9月15日に特別観光ビザ(Special Tourist VISA 通称:STV)の発行が承認され、9月29日にさらに詳細が明らかにされる予定です。この特別観光ビザ(Special Tourist VISA 通称:STV)で長期滞在予定の外国人をまずは取り込む予定で経済を活性させる計画のようです。
それでも、例えSTVビザを取得しても、すぐに “いつでもどうぞ” というわけではなさそうです。
以下がタイ政府から公式に発表されている内容です。
- タイ保健省で発表された規則の遵守が必要。例えば、14日間の指定期間での拘留すること。(ALSQ)
- タイに長期居住している証拠があること。
- 入管管理局にて特別観光ビザ(STV)1回あたり2,000バーツの支払い。
- 上記の3は一度に90日間タイに滞在する許可され、続けて2回許可を得る権限を持っていること。
*90日×3回分=合計270日間の滞在が可能
https://www.thaigov.go.th/news/contents/details/35166 から引用
今まで、日本人の観光ビザ(シングル)の場合は、一度で60日滞在許可を得、必要であれば30日延長させることができ、最大90日間滞在できました。今回の上記のビザでは一度に90日間滞在可能で、さらに国を出ることなく、入管管理局にて2,000バーツの支払い(3)にてさらに90日滞在可能であり、合計270日間滞在が可能(4)というものです。しかし、長期滞在可能なビザとなるのですが、長期に伴う保険や資産所持に関する条件(1)もあると思われますし、これからタイに長期滞在する人にとって(2)はどのような証明になるのか?という疑問も残ります。
9月15日に承認が下りた内容となっているために詳細が現在わからない状況ではあります。9月29日の詳細内容を待つことになるでしょう。
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